和包丁の使い方
出刃包丁
魚をさばく時に使う包丁です。唯一硬い食材にも使える包丁です。
コツ!
刃渡りの下四分(持ち手に近い部分)は骨などを叩き切る時に使い、上六分をさばきや
身おろし用に使い分けます
(包丁の刃も、下四分と上六分で刃のつき方が違います。
魚の骨や硬い物は、ここで切りましょう!
身卸包丁
刺身包丁のようですが、すこし幅が広くなっています。
コツ!
魚の三枚おろし、切り出し、きざみに使います。
切刃部分が広く研磨されているので硬い物は避けてください。
柳葉(刺身包丁)
刺身を引く際に使う包丁です。刃の部分の幅が狭く、柳の葉のようであることから
「柳刃(やなぎば)」と呼ばれています。
また菖蒲の葉にも似ているので「正夫(ショウブ)」とも呼ばれます。
素材の組織細胞を壊さないように刃の厚みは薄く、幅は狭く、刃渡りは長く造られています。
コツ!
刃元から切っ先まで使って一気に引き切りしてください。